「白点病」
体やヒレに白い点ができる病気。見て確認しやすい大きさの点なので、発見するのは簡単です。病気が進行すると、白い点はどんどん増えていきます。
「水カビ病」「綿かぶり病」
綿状の白い物がヒレや体に生えたような状態になる病気。
「こしょう病」
体にコショウをまぶしたようになる病気。
「エロモナス病」
眼が白くなる、目が飛び出す、鱗が立つ、腹部が膨らむ、頭に赤いこぶができる、といった病気。
ベタの病気は、水温の急激な上下があったり、低温状態が続くと出やすくなるようです。
いずれの病気の場合も、まず病気になったベタを他の水槽に移します。病気の初期の段階であれば、治療は比較的簡単ですが、病気が進んでしまうと治療は困難になってきます。「メチレンブルー薬」を使用法に従って使うことをオススメします。
また、他の魚にも移っている可能性があります。病気が発生した水槽は、病気の原因である繊毛虫がいたりするので、洗った方が良いでしょう。また、ろ過の状態も確認しましょう。
「白点病」は、熱帯魚の病気ではポピュラーです。繊毛虫が寄生することによって起こる病気です。伝染力が強いので、一つの水槽で複数の魚を飼育しているのであれば、病気の魚だけすぐに隔離することです。繊毛虫は高温になると死んでしまうので、水槽の水を高温(28〜30度)位にして治療するという方法もあるようです。