(1)1つの水槽には1匹だけしか入れないこと
ベタは闘争性がある魚です。特にオス同士を、同じ水槽で飼育する事はできません。
熱帯魚ショップなどでも、必ず1匹ずつコップに入れて販売されています。しかし、他の熱帯魚と一緒に飼うことは、なぜか大丈夫なのです。
ベタのオスとメスの見分け方ですが、オスはヒレが長くて体が大きい、メスはヒレが短くて体が小さい、となります。
(2)急激な温度変化に弱いので温度変化を避けること
ベタには23〜27℃が適温です。急激な温度変化がなければ、22〜30℃でも飼うことができます。
温度変化の激しいところ、例えば直射日光の当たるところ、クーラーの風がじかに当たるところ、などには置かないようにしましょう。
場合によっては、温度を一定に保つ工夫も必要です。冬場にはヒーターを入れて、温度を一定に保ちましょう。ヒーターが入らないような小型の水槽や容器で飼う場合には、容器の底に敷くタイプのヒーターがあります。
(3)水槽を掃除するときに水を全部取換えないこと
ベタは、急激な環境変化には弱い魚です。
(4)水槽にはフタをすること
ベタは、水面から飛び出すことががあります。フタをする、水面を低くする、水面に水草や飾りを浮かべる、などをして、飛び出さない工夫をしましょう。